最近ITパスポートの勉強をしております。
その中で「CSR」という言葉がでてきました。
ホームページ制作をしているとしばしば目にするのですが、日常生活ではあまり目にしていません。
皆様はどうでしょう？似た言葉で「コンプライアンス」ならよく見聞きすると思います。
ではいったいCSRとはどういう意味なのでしょう？
Corporate Social Responsibility : 企業の社会的責任
CSRとは、「Corporate Social Responsibility」の略で「企業の社会的責任」という意味です。
企業が社会へ与える影響に責任をもち、全てのステークホルダー（株主、顧客、従業員、取引相手、地域住民などあらゆる利害関係者）に配慮した適切な意思決定をし、自主的に持続可能な社会の発展へ貢献する取り組みのことを指します。
CSRの7つの原則
国際標準化機構によって定められた国際規格「ISO26000」に示されている７つの原則があります。
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説明責任
企業活動が社会に対して与える影響につき、十分な説明を行う必要があります。
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透明性
経営陣による意思決定や具体的な活動につき、社会に対して透明性を保つ必要があります。
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倫理的な行動
企業活動は、公平・誠実などの倫理観に基づいて行うことが求められます。
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ステークホルダーの利害の尊重
株主だけでなく、債権者・取引先・消費者・従業員など、さまざまな利害関係者（ステークホルダー）に配慮して企業活動を行うことが求められます。
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法の支配の尊重
自国の法令や、自社に適用される他国の法令を遵守する必要があります。
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国際行動規範の尊重
法令のみならず、国際的に通用している規範を尊重することが求められます。
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人権の尊重
重要・普遍的である人権を尊重することが求められます。
CSRに関連のある用語
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グリーンIT
ITを使って社会の省エネを推進し、環境を保護していくという考え方で、地球環境にやさしいITのことです。
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ダイバーシティ
人種・性別・年齢・国籍などの「多様性」を受け入れて、様々な人材を活用することで生産性を高めようとする考え方です。
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ソーシャルビジネス
子育て・介護・環境問題などさまざまな社会的課題を、ビジネスの手法を活用して解決していく企業活動のことです。
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サステナビリティ
社会的・環境的な持続可能性と経済成長を両立させる考え方です。
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SDGs
サステナビリティと同様に持続的社会を目指すものですが、より具体的な目標として「持続可能な世界を実現するための17の国際目標と169のターゲット」があります。
横文字が多くてなかなか頭に入ってきませんが、今後のために知っておくとよいかもしれません。