Googleフォームに自動返信メールを設定する・回答送信先アドレスを変更する方法

Googleフォームに自動返信メールを設定する方法と、回答送信先アドレスを変更する方法です。

やり方は難しくありませんが、何か一つでもミスっているとエラーが出て泣きそうになります。
また、コードの羅列を見ていると「私って制作部だったのかな？」と錯覚することが出来ます。

やり方を書いておきますが…
うまくいかなくても私に原因は聞かないでください！

●回答送信先アドレスを変更

※フォームを作成したGoogleアカウントと、回答を知りたい人のアドレスが異なる場合など

1. Googleフォームの「設定」タブで「メールアドレスを収集する」をオンにしておく
2. 「回答」タブからスプレッドシートのマークを押してスプレッドシートを作成する
3. スプレッドシート「拡張機能」から「Apps Script」を選択し、
   「エディタ」モードでもともとあるコードを消去し、下記コードを記述
   赤文字の部分を適宜変更、下記は来場予約フォームを設定した時の内容例

   ---

   function onFormSubmit(e) {
   var recipient = '回答を送りたいメールアドレス';
     var subject = '\n《イベント名》来場予約\nに以下の回答がありました。　※メールの件名';
     var items = ['イベント名', '日付', '来場時間', 'お名前', 'ふりがな', '現住所', '電話番号', 'お問い合わせ内容'　※フォームの質問の項目を'この中に'入力、カンマで区切る];
     var body = '《イベント名》来場予約」に、以下の回答がありました。　※メールの本文\n\n';
     for (var i = 0, len = items.length, name; i < len; i++) {
       name = items[i];
       body += '【' + name + '】\n' + e.namedValues[name] + '\n\n';
     }
     MailApp.sendEmail(recipient, subject, body);
   }

   ---

4. Apps Scriptの一番左から「トリガー」モードに切り替え、右下の「トリガーを追加」を選択
   実行する関数　　　　　：onFormSubmit
   イベントのソース　　　：スプレッドシートから
   イベントの種類を選択　：フォームの選択時
   エラーの通知設定　　　：今すぐ通知を送信する
   設定を上記に変更し、「保存」
5. 完了！テストしてみましょう

●自動返信メールの設定

※単に送信した回答をフォーム回答者に送るだけなら
設定→回答→回答のコピーを回答者に送信をオンにすれば完了
件名や本文をカスタマイズする場合は以下の方法で行う

1. Googleフォームの「設定」タブで「メールアドレスを収集する」をオンにしておく
2. 「回答」タブからスプレッドシートのマークを押してスプレッドシートを作成する
3. スプレッドシート「拡張機能」から「Apps Script」を選択し、
   「エディタ」モードでもともとあるコードを消去し、下記コードを記述
   赤文字の部分を適宜変更、下記は来場予約フォームを設定した時の内容例

   ---

   function sendMailGoogleForm() {
   Logger.log('sendMailGoogleForm() debug start');
   //------------------------------------------------------------
   // 設定エリアここから
   //------------------------------------------------------------
   // 入力カラム名の指定
   var NAME_COL_NAME = '名前';
   var MAIL_COL_NAME = 'メールアドレス';
   // 件名、本文、フッター
   var subject = "《イベント名》来場予約を受け付けました";
   var body
   = "この度は\n《イベント名》への来場予約、\n誠にありがとうございます。\n\n後程、改めて弊社担当よりご連絡させていただきます。\n\n\n下記の内容で来場予約を受け付けました。\n\n"
   +"------------------------------------------------------------\n\n";
   var footer
   = "------------------------------------------------------------\n\n"
   +"数日経っても連絡がない場合は、大変お手数ですが、\nサイトのお問い合わせフォームより再度お問い合わせください。\n\n本メールは自動配信されております。\nこちらのメールに返信いただいてもご回答いたしかねますので、あらかじめご了承ください。";
   // メール送信先
   var admin = "管理者のメールアドレス"; // 管理者（必須）
   var sendername = "管理者の名前";//送信者名（必須）
   var cc = ""; // Cc:
   var bcc = admin; // Bcc:
   var reply = admin; // Reply-To:
   var to = ""; // To: （入力者のアドレスが自動で入ります）
   //------------------------------------------------------------
   // 設定エリアここまで
   //------------------------------------------------------------
   try{
   // スプレッドシートの操作
   var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
   var rows = sheet.getLastRow();
   var cols = sheet.getLastColumn();
   var rg = sheet.getDataRange();
   Logger.log("rows="+rows+" cols="+cols);
   // メール件名・本文作成と送信先メールアドレス取得
   for (var i = 1; i <= cols; i++ ) {
   var col_name = rg.getCell(1, i).getValue(); // カラム名
   var col_value = rg.getCell(rows, i).getValue(); // 入力値
   body += "【"+col_name+"】\n";
   body += col_value + "\n\n";
   if ( col_name === NAME_COL_NAME ) {
   body = col_value+" 様\n\n"+body;
   }
   if ( col_name === MAIL_COL_NAME ) {
   to = col_value;
   }
   }
   body += footer;
   // 送信先オプション
   var options = {name: sendername};
   if ( cc ) options.cc = cc;
   if ( bcc ) options.bcc = bcc;
   if ( reply ) options.replyTo = reply;
   // メール送信
   if ( to ) {
   MailApp.sendEmail(to, subject, body, options);
   }else{
   MailApp.sendEmail(admin, "【失敗】Googleフォームにメールアドレスが指定されていません", body);
   }
   }catch(e){
   MailApp.sendEmail(admin, "【失敗】Googleフォームからメール送信中にエラーが発生", e.message);
   }
   }

   ---

4. Apps Scriptの一番左から「トリガー」モードに切り替え、右下の「トリガーを追加」を選択実行する関数　　　　　：sendMailGoogleForm
   イベントのソース　　　：スプレッドシートから
   イベントの種類を選択　：フォームの選択時
   エラーの通知設定　　　：今すぐ通知を送信する
   設定を上記に変更し、「保存」
5. 完了！テストしてみましょう

▼参考
・Googleフォームの回答送信先アドレスを変更する方法
https://mashiolog.com/archives/266

・Googleフォームにオリジナル自動返信メールを設定する方法
https://liapoc.com/new-google-form.html#toc6