おはようございます。
元フリーランスのWebライター、若松です。
仕事やプライベートを問わず「もっと読みやすくて分かりやすい文章を書けるようになりたい」と思ったことはありませんか?
今回はそんな思いを持つ方に向けて、おすすめの文章術本をご紹介します。
ちなみに、僕はこれまでに「新しい文章力の教室」「沈黙のWebライティング」といったベストセラーをはじめ、20〜30冊ほど文章術の本を読んでいます。
今回ご紹介したいのは「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた。」です。

出典:Amazon
文章術を効率よく学びたいのであれば、この一冊を読んでおけばOKです。
Webライティングやビジネス文、プライベートで書く文章などすべての文章にすぐ使用できます。
公開されている「文章の書き方」大事な順ランキング、ベスト40の7位までが以下です。
- 文章はシンプルに
- 伝わる文書には「型」がある
- 文章も「見た目が大事
- 文章は必ず「推敲」する
- 「わかりやすい言葉」を選ぶ
- 比喩・たとえ話を積極的に使う
- 接続詞を正しく使う
とくに1位の「文章はシンプルに」を意識すると、文章がグッと読みやすくなります。
具体的は次の3つを意識します。
- 余計な言葉を削る
- 1文は60文字以内に
- ワンセンテンス・ワンメッセージ
僕も以前はそうでしたが、文章を書いていると「伝えたい気持ち」が強くなるあまり、アレもこれも詰め込みすぎてしまう傾向にあります。
すると、1文が冗長になり、結局何を伝えたいのかわからなくなってしまうんですよね。
たとえば以下のような感じです。
【NG例】
富士山は日本の本州の中央付近にそびえ立ち、その美しく整った円錐形の山容で広く知られ、四季折々に異なる表情を見せながら、古来より芸術や文学、信仰の対象として人々に親しまれてきた、日本一高い山です。
【OK例】
富士山は本州の中央付近にそびえ立っています。
美しく整った円錐形の山容で広く知られ、四季折々に異なる表情を見せてくれます。
古来より芸術や文学、信仰の対象として人々に親しまれてきた、日本一高い山です。
どうですか?
無駄な表現を削り、一文を区切っただけで読みやすくなったと思いませんか?
文章はシンプルイズベストですね。
「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた。」は上記のような内容がギュッと濃縮された良書です。
わかりやすい文章が書けるようになりたい、とお考えの方はぜひご一読ください。