実は生まれてこの方、連続ドラマをリアルタイムで見通したことがほぼありません。
制作のなかむらです。
はやりものにとにかく疎いです。ペンパイナッポーアッポーペンとかしりません。
忘年会シーズン流行るんだろうな、なんて知らない知らないっ!
さて、少し前に制作部の一部の人間でちらりとでましたインターネット広告のお話。
「気が付けば、いつも同じ場所に、同じ広告が、どや顔で(←妄想)居座っている・・・」
そう、そいつの名前は・・・
リマーケティング広告
前職でこの広告用のバナーを作成したことがあるくらいで詳しくは知りませんでした。
そこで今回、勉強がてら、どんなものなのか、なんで出てくるのか、うすーくあさーく、説明してみようと思います。
生暖かい目で見守ってくださいよろしくおねがいします。
まずお名前からなんとなく想像できる通り「Re」(再)「Marketing」(マーケティング)ということです。
Yahooの方ではリターゲティングと言われています。
インターネットでの広告と言えばまず真っ先に思い浮かぶのはリスティング広告です。
検索連動型広告、とも言われています。
某検索エンジン様で「ペン」と調べると・・・(びっくりするくらい流行りの金色の人が出てきてしまった・・・)
検索結果の上部に万年筆の専門店やペンの通販サイトなどが出てきます。
その横に小さく「広告」と書かれています。
これがリスティング広告です。
「ペン」を調べた人に対して「ほら、ペン!こんなペンいかがっすか!ペンパイナッポーだよね!」って寄ってくるのです。
そしてこの検索連動型広告は興味のある人が「ぽち」っとクリックすると広告を出したサイトが広告料を払う仕組みになっています。
そもそも「その単語に興味がある人しか表示しない」ということでターゲットを絞っている広告です。
広告料はオークション制になっており、ビッグワードは1クリックに対しての料金が高かったです。
でも、その人はペンが欲しいのか、ペンのメーカーを調べたいのか、近所の文房具屋を調べたいのか、ペンパイナッポーを調べたいのか・・・。
そこでさらに深く「ペンが欲しい!」人に「ペンを売りたい!」人がマッチするための広告。
それが「リマーケティング広告」です。
例えば某お買い物サイトにて、ペンを買おうかな・・・・なんてペンを調べた人が
そこに仕込まれたリマーケティングタグを踏むのです。
(実際踏んでいるわけではないのですがイメージとしてお考え下さい)
リスティングとの違いがおわかりでしょうか?
例えるならばリスティングが「看板を見ているだけの人」に「商品いかがっすか!」という広告
それに対しリマーケティングは店内に入って商品を見て出て行った人に「商品いかがっすか!さっき見たの!いかがっすか!」と付いていくものです。
後者の方が効果は高そうですね。
(性格によるところも多少あるでしょう。追い回される接客が苦手な方もいますもんね)
リマーケティングタグはページを選んで仕込むこともできます。
「商品紹介のページ」だけに仕込むことでよりピンポイントに商品に興味がある人を選んで広告が打てる、というわけですね。
もちろん、たくさんの人に商品を知ってほしい、なんて場合はリスティング広告の方が有効な事もあると思います。
ただひとつ、リマーケティングで問題になる事と言えば、皆さん経験からすでにお分かりかと思うのですが
「何を見ててもついてくる・・・・」です。
(サイト側の設定でついてくる期間も選択可能なようです)
なかむら、サイトのデザインの参考にあちこちネットサーフィンをするのでよくリマーケティングタグを踏んでいます。
先日、男性用の消臭コロン(?)のようなサイトに2週間近く付け回されました・・・・。
モノトーンでムッキムキのメンズが汗いっぱいで並んでこっちを見ている広告でした。
これはさすがになかむらのような乙女()には少し恥ずかしかったです。
とにかく、効果的に使うことができれば、いったんは離脱したお客様を再度呼び込むのに有効なシステムです。
そしてリマーケティングの上にさらにボスのようにそびえる「行動ターゲティング広告」という名が体を表している広告もあります。
「ほら、あなた、こんなサイト、よく見てるでしょ?
こんなのに興味はないかしら?
うふふ。
やっぱり?
気になっちゃう?
押しちゃう??」
ってやつです。
これはまた機会がありましたらお話できればと思います。
では、また次回。